事実をみれるようになると
人間関係が
楽になる
悲しみを感じたことのない人はいないと思う。
この悲しみ、どれだけ時間がかかろうともしっかり感じ切ることができれば、今起こっている出来事を自分の解釈を通すことなく、事実を事実としてありのまま見れるようになる。
そうなると何がいいかと言うと、人間関係のゴタゴタが激減することだ。
ところが、「そんなに悲しんでばかりいないで、早く立ち上がろう」などと言われ、悲しみをしっかり味わい切れずにいると、「(まだ悲しいけど)悲しんでばかりいたらダメなんだ」などと、既に存在している感情にフタをすることになってしまう。
すると、その後の出来事を、くすぶったままの感情を通して、見て聞いて解釈することになる。
たとえば、「あの人がこんなことを言うのは、これこれこうだからに違いない。だからきっとこうなるはずだ。」など、あの人がこう言ったという事実プラス、自分の解釈を乗せて現実をとらえてしまう。
相手はそんなつもりで言ったのではなくても、自分はその前提で相手と関わるので、いつしかギクシャクしてしまう。
これは、自分と相手が逆であっても同じなんだ。
だから、悲しみだけでなく、自分の内側から湧いてくる根元の感情にしっかり意識を向けてあげよう。
「そんなこと思うなんて大人気ない」とか思わず、出てくるものは出してあげよう。
そうすることで、過去の感情のとらわれから解放され、事実を事実としてありのまま見れるようになり、人間関係も楽になって生きやすくなるよ。
追伸:
本日はこちらのカードを読み解き。