これから仕事どうします?

ラクダの影 人生100年 持続可能な働き方

 

春名恵です。

 

さて、これまでは与えられた道を歩いてきた人でも、これからは自分で道を選択する必要に迫られることが増えると思います。

 

本人が選びたいと思っている、いないに関わらず。

 

定年までの仕事をどのように続けるか?

現在は、派遣社員が非正規だという問題だけを言われていますが、そもそも正社員であっても終身雇用を維持出来ない企業が増えてしまっています。

 

定年まで働けないとなると、途中どうするかは自分で道を選ばないといけなくなりますよね。

 

親の介護にあたり、今の仕事を続けるか否か

また、今から8年後の2023年以降、団塊世代の親の介護問題から始まる、団塊ジュニアが今後の仕事をどのように続けるかの問題もそうです。

 

多くの団塊ジュニアの親世代である団塊世代は、2023年から75歳になっていきます。そして、2025年にはすべての団塊世代が75歳以上になります。

 

これが意味すること、分かります?

 

75歳とは、介護を必要とする「後期高齢者」と呼ばれる年齢の始まりなんです。

 

75歳になってすぐに介護が必要になる訳ではないですが、介護がこれから必要になることはあっても、ゼロになることはないと思います。

 

そのような年齢の始まりが75歳なのです。

 

 

また、現在の75歳以上の人と、団塊世代が75歳以上になることの違いは、人数の多い団塊世代が入院・入所できる病院や介護施設などが限られてくるということ。

 

つまり、定員オーバーで入れない問題が起こってくるのです。

 

今現在は「仕事があるから、親には入院・入所してもらうしかない」という選択肢がありますが、それが出来なくなります。

 

たとえ、お金が山ほどあったとしても。

 

となると、自宅で見ないといけないですよね。仕事どうします?

 

 

このような時代を見据え、政府(厚生労働省)は以下の仕組みを構築しようとしています。

 

地域包括ケアシステムについて

2025年(平成37年)を目途に、高齢者の尊厳の保持と自立生活の支援の目的のもとで、可能な限り住み慣れた地域で、自分らしい暮らしを人生の最期まで続けることができるよう、地域の包括的な支援・サービス提供体制(地域包括ケアシステム)の構築を推進しています。

~厚生労働省のホームページより一部抜粋~

 

ホワイトカラー・エグゼンプションについて

ホワイトカラー・エグゼンプションとは時間に縛られない新しい働き方で、労働時間ではなく成果に応じて給与を決める仕組みのこと。

 

対象:年収1000万以上の人で、職務の範囲が明確かつ高度な職業能力を有する労働者

 

通常、労働者の労働時間は週40時間までで、それを超える労働時間には残業代や休日出勤手当てが支払われます。ホワイトカラーの場合、この労働基準法が適用されます。(ホワイトカラー=事務系の仕事をする労働者、エグゼンプション= exemption= 免除 という言葉からも分かるようにホワイトカラーは除外)

 

一方、この週40時間までという規制を外すので成果で示してね(もしくは、成果で示してね、そしたら時間は自由だから)という制度がホワイトカラー・エグゼンプションです。

 

日本でホワイトカラーエグゼンプションが生まれた背景について

日本人の労働時間を見てみましょう。厚生労働省によると、13年の全労働者の平均の年間総実労働時間は1746時間です。

 

1900時間を越えてた1990年代と比べて労働時間は減ってきているようにも見えますが、これは一般に正社員より労働時間が短いパート労働者が増えたのが原因です。

 

パート労働者を除いた一般労働者の総実労働時間は2000時間を越えており、依然として正社員は長時間労働をしていると評価せざるを得ません。その結果、日本人の労働生産性(時間当たりの付加価値の大きさ)は先進7カ国の中で最も低いのです。

 

労働力が毎年100万人規模で減り続けていく日本では、働き方を変えて生産性を高めなければ経済成長を続けるのは難しいといわれてきました。

 

ホワイトカラー・エグゼンプションが浮上した背景には、こんな事情もあります。

 

ニュースがわかる!Q&A日本経済の基本50 2015年版 日本経済新聞社

 

労働者の残業時間をきっちり取り締まる制度

労働者は労働基準法に守られていて、1ヶ月の残業時間は45時間を越えてはダメという決まりがある。私自身も派遣で働いていたときに、徐々にこれが強く言われるようになってきている印象を受けていました。

 

春名の見解

予め断っておきたいのですが、私は政府がどうのこうのと議論するつもりはありません。

 

政府や周りがどうであっても、自分の人生は自分で創っていこうよ、自分で創れるよということが言いたくて、そのためにこの記事を書いています。

 

さて、上記の

  • 地域包括ケアシステム
  • ホワイトカラー・エグゼンプション
  • 労働者の残業時間の取り締りを強く言われるようになっていること

は、現在は別々に語られることが多いです。(例えば医療・介護の現場、サラリーマンの現場など)

 

ですが、2013年11月の父の死後、私自身関心に突き動かされてエンディング講座や放送大学の死生学講座を受講していたこと、在宅介護シンポジウム・地域包括ケアシステムについての講演などを聞きに行っていたこと、さらに派遣社員で一労働者として働いていたことにより、これらを複合的に考える機会を得ました。

 

平たく言うと、たまたま興味・関心に突き動かされて別々に参加していたものがつながったということです。

 

あくまで春名的な解釈ですが。

表面的には国際競争力の強化であったり、労働者の健康を守るためだと言われていたりしますが、これらは決してバラバラの問題ではなく、高齢者が増加することに間に合わせるための措置であり、そのための労働環境の整備(従業員であっても会社に依存しない働き方の序章)なのではないかと思うのです。

 

 

では、もし仮にそうだとしたら、私たちはこれからどうしていけばいいのでしょうか?

 

ここでもいつも書いてることと同じになりますが、やはり自分の人生は自分で選択していくしかないと思っています。

 

では、どういう基準で選択する?

 

それを知るためにも自分と向き合い、自分を知っていく作業が欠かせないのです。

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