GW後にある人の本を読んだことがきっかけで、自分の氏神神社と産土神社(うぶすなじんじゃ)を調べることになった私。
タイトルの『生まれるときにお世話してくださった神様』というのが産土様なのですが、こちらの神様探しが難航・・・
今回はそのレポを書きたいと思います。
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氏神神社と産土神社探し
神社を調べるといっても、そもそも調べ方自体分からなかった私^^;
分からないなりにネットで手探りで情報を探していくと、下記のことが分かりました。
氏神神社
氏神様(うじがみさま)がいる神社。
現在住んでいる住所の管轄の神様で、その土地の住民を守ってくださる。
氏神様に対して、管轄の住民は氏子(うじこ)という。
必ずしも距離的に近い神社とは限らない。
産土神社
産土様がいる神社。
産まれてくるときにお世話してくださった神様で、死ぬ時まで守ってくださる。
こちらの住所の調べ方はどうやら二つの説がある模様。(もっとあるのかな?)
- お母さんの妊娠中(お腹に宿って人の形となったとき)にお母さんが住んでいた住所
- 生まれた場所(病院など)の住所
昔の人のように、生まれたときからずっと同じ土地(同一住所地)で一生を終えるなら 産土神社=氏神神社 だったけど、一生のうちで何度か引っ越すことが多い現代は、産土神社と氏神神社は違ってくることが多い。
氏神神社を調べる
氏神神社はどうやら神社庁で聞いたらいいということは分かったので、兵庫県の神社庁に電話してみることにしました。
返ってきた回答は「神社庁では個別に調べられないので、下記検索サイトで調べたい住所を入力し、出てきた神社に直接電話して、その住所地が氏子なのかどうか聞いてみてください」とのこと。
<参考記事>
兵庫以外の都道府県も「都道府県名 神社庁」で調べたら出てくると思います。
ちなみに、大阪の人は「神社庁で直接教えてくれたよー」と言ってました。
産土神社を調べる
産土神社については、私がGW後に読んだ本は上記 2. 『生まれた病院の住所』だったけど、まずは多数派の 1.『お母さんの妊娠中の住所』で調べることにしました。
有料で調べますというサイトもあったけど、自分で調べるのと何が違うのかがイマイチ分からなかった・・・^^;
産土様が見つからない・・・
さて、氏神神社は最初予測していた神社と違って、こんなに家の近くに神社があったんや!とびっくり。
氏神神社はそんな感じですぐに見つかったけど、産土神社は探せど探せど見つからない。
お母さんの妊娠中の住所で調べてみた
まずは、上記 1.『お母さんの妊娠中の住所』の一番近くにある神社に電話してみた。
けれど、「違う(氏子ではない)」との回答が。
でも、ものすごく丁寧に調べてくださって、「あそこは埋立地なので、氏神神社は無いんじゃないかなぁ。もし氏子になるんだったら○○神社になると思うけど、(埋立地に)団地ができた当初『氏子になりますか?』と確認して『ならない』って回答あったんじゃないかな? ○○神社に電話したら、詳しいことが分かるかもしれない」とのこと。
その答えを聞いたとき、自分が根無し草のように感じてショックだったけど^^;、私が生まれた40年以上も前のことを調べてくださったその気持ちはうれしかったです。
お礼を言って電話を切り、気持ち改めて○○神社に電話してみると・・・
こちらも「違う」との回答が。
団地ができた当初『氏子になりますか?』と確認→『ならない』あたりも、同じことを言われていました。
そして、こちらでも「(うちと近くの)△△神社に電話したら、詳しいことが分かるかもしれない」と教えていただいたので、△△神社に電話すると・・・
営業時間のはずなのに、「現在電話に出られません」の留守電に。
何度かけても留守電になるので、明日電話してみようと日を改めてみるも、また留守電。 何回かけてもずーっと留守電。 転送もされず、繋がりませんでした(TOT)
生まれた病院の住所で調べてみた
さらに気持ち改めて、今度は上記 2. 『生まれた病院の住所』の一番近くにある神社を調べてみることにしました。
一番最初に電話をかけた神社は「うちじゃないですね」とのこと。
二番目の神社も「違う」との回答が。 こちらの神社では「もしかしたら□□神社かもしれないので、一度電話して聞いてみてください」と教えてくださったので、□□神社に電話してみると・・・
なんと「おかけになった電話番号は現在使われていません」とのこと(TOT)
これだけ立て続けに繋がらないとは・・・ ちょっと笑けてきてしまいました^^;
私の産土様はいないのか。 それとも今は探さなくていいってことなのか。
日本の神様は人間らしさがある
これまで神社のことを何も知らなかったけど、一年ほど前に古事記のマンガを読んだことがきっかけで、日本の神様って人間らしいなと親近感を覚えていた私。
(神様のとらえ方がキリスト教、イスラム教と違う。ちなみにキリスト教、イスラム教、ユダヤ教は同じ神様を崇めていて、考え方がそれぞれで異なる)
古事記のマンガで登場していた神様がいろんな神社でまつられていることが今回改めて分かり、また本を引っ張り出してきた。
うーーーん。 おもしろい。
神様も約束破ったり(イザナギ(夫)が黄泉の国へ旅立ったイザナミ(妻)を迎えに行ったとき、イザナミに「見てはいけません」と言われたのについ見てしまって激怒されたりとか)、
亡き母(イザナミ)に会いたい~と大人になっても泣きわめいていたスサノオ(天照大神の弟でもある)が、激怒したイザナギに国を追い出されたりとか、
そのスサノオが後の出雲大社の神様(大国主)となる婿のオオナムチをいじめたりとか、オオナムチはスサノオだけでなく、他の神様にもいじめられていたけどそのたびに立ち直ったりとか、神様も人間と同じなんだなーと改めて勇気付けられました^^
さて、産土様探しがあきらめきれなかった私は、『土地が人を選ぶ』という説もあると聞くことから、過去に住んできた場所の氏神神社も調べてみることに。
すると、神様に共通点があることがみえてきたので、西宮(産土様)のほうはピンときた神社へ、次の新月に行ってみることにしました。
新月のお参り
そうして迎えた新月の朝。
毎朝の氏神神社へお参りした後、ご先祖様のお墓参りをし、母の産土神社へお参りし、さぁこれから西宮へ向かうためにトイレを済まそうとすると、まさかの生理開始。 二日早い。
生理は神様にとって穢れ(けがれ)なので、その期間は神社の鳥居をくぐってはいけないということを、子供の頃から聞かされてきた。
なので、わざわざそんな日に行くのもどうか?ということで、急遽取りやめることに。
ここまで来ると、今はタイミングじゃないんだなとすっきり思えるようになりました 笑
すべてベストタイミング
元々パワースポットにはそんな興味ないことも関係あるのかもしれないけど、これまで友人知人が氏神様、産土様について書いてるブログを読んでも「へー」と思っただけで、じゃぁ私も調べてみようとはならなかったです。
だけど、今回は本を読んで「調べてみよう!」と強く思いました。
母は私とは逆で、ご利益ある神社とか行くのは好きみたいなので、今回も「お母さんのも調べて」と言ってきました 笑
天職天命に沿って生きたい(私にとっての「これしたい!」は天命に沿っていることが大事)と常々思っている私。
たぶん死ぬ直前まで、本当の天職天命は何なのかは分からないとは思うけど^^;、そんなところに出会った本からの氏神様、産土様探し。
ただ、氏神様にお参りすることになったタイミングも、産土様が見つからないことも、すべてベストなタイミングで物事は進んでいるんだろうなーとは思っています。
お参りを通じての自分との対話
氏神様にお参りすることは、神様と対話することを通じて、自分と対話する時間になっている気がします。
人それぞれ感じ方は違うのだろうけどね。
何はともあれ、早朝の21日参りを見守っていただき、無事終えられたことに感謝。
引き続き、「もういいかな」と思うときが来るまで継続します^^