すべて
決めてきたんだね
生まれる前に、私たちはこの人生で何を学ぶか、何を乗り越えるかを決めて生まれてくるという。
その学びのためにたくさんの人と出会い、いろんな出来事に巻き込まれ、日々様々な感情にとらわれている。
学びが腹の底から腑に落ちるでは、出会う人を変え、環境を変えてもいつも同じやり取りを繰り返すが、一旦学びを修了すると、同じパターン(人生展開)からは抜け出すことができる。
さて、映画の中で演じている人はその役になりきっているが、映画を観ている人は、主人公でも脇役でも、その立場や気持ちを客観的にみようと思えばみれるし、フィルムを回す側に立てばもっと客観的にみれる。
私たちの中にも、このように映画の中で演じている人と、映画を観ている人のどちらもが存在しており、前者の映画の中で演じている人の割合が多ければ、感情にとらわれている状態(まさに今自分にそれが起こっているとリアルに感じている状態)となる。
感情にとらわれるのは全部が全部悪いことではなく、喜びも、怒りも、悲しみも、ワクワクも全力で味わえるということ。
喜びやワクワクそのものが行き過ぎて困ることはあまりないと思うが、怒りや悲しみが行き過ぎると、心身ともに参ってしまうこともある。
そのようなとき、今感じている怒りや悲しみに寄り添うことも大事だが、その怒りの下の下の下…にある感情、悲しみの下の下の下…にある感情をみつめてみるといいと思う。
その怒りを通じて自分は何を言いたいのか。 その悲しみを通じて、自分は誰に何を言いたかったのか。 その体験を通じて何を学ぼうとしたのか。
そこに腹の底から気づけたとき、生まれる前に決めてきた学びの一つを終えることができる。
今感じている怒りや悲しみだけを癒しても、それは表面だけを一時的に心地よくしただけで、根本は何も変わっていない。 だから、いずれまた同じパターンを繰り返す。
だけど、根本(怒りの下の下の下…にある感情、悲しみの下の下の下…にある感情)を癒せば、前と同じ出来事に遭遇しても自分が感情反応しなくなる=同じパターンから抜け出せるようになる。
感情の根本と向き合うには、明るく気が利いていい人な自分だけでなく、ズルくてブラックで吐きそうな自分が自分の中にいることも認め、そうやって生まれる前に決めてきた学びを一つ一つ修了していくと、気がついたときには、周りの人の対応や出会う人も変わっているよ。
追伸1:
本日はこちらのカードを読み解き。
縁:出会う人
空、超:宇宙
追伸2:
今日はこの花を。
葉をいろんな色で描きたくなる^^
水彩色鉛筆でアレンジして仕上げました。