自分の中の
正しさを癒そう
怒りの感情は、自分の中の『行き過ぎた正しさ』を教えてくれる。
時として、自分の正しさが行き過ぎてしまうと(怒りのまま感情を相手にぶつけてしまうと)、それは相手の正しさを認めないことにもなってしまう。
意識はしていなくとも、自分も相手もみんな自分の正しさ・正解を生きていて、端から見て「それはおかしいやろ!」と思うことでも、それでもそれがその人正解であり、精一杯生きてる証。
その前提に立つなら、無意識のうちに、私たちは日々自分の正しさを証明する出来事を目にし、主張を見聞きすることで、「そうよね、やっぱりそうよね」と安心して生きる動物なんだと思う。
安心感は生きる上で非常に大事なものだが、でもその正しさは今でもまだ正しいものなんだろうか?
何でそこにこだわってしまうんだろう? 何でいちいちそこに反応するんだろう?
何より、その怒りの矛先は他でもない自分自身に向いている。その行き過ぎた正しさによって痛めつけられるのは、他でもない自分自身なんだ。
なぜなら、相手はあなたの話を聞いてる振りしながら聞いてないかもしれないが、自分はその怒りの言葉を漏れなく100%聞いているから。
だから、怒りの感情にまみれたときこそ、自分の中の行き過ぎた正しさを知るチャンス。
まだ癒されていない、過去にフリーズしてしまった感情に気づくチャンス。
人間だから喜怒哀楽はあるものだけど、それが行き過ぎていろんな場面で不具合出ているなら、まずは自分の感情のアウトプットを見直そう。
一日五分でも目を閉じて頭の声を休め、自分の身体の声、心の声、魂の声に耳を傾けてみよう。
そうやって自分の内側からの声を自分ですくい上げられるようになると、他の人の正しさに直面しても、真正面から受け止めてイライラカリカリすることもなくなってくるよ。
追伸1:
本日はこちらのカードを読み解き。
追伸2:
そういう私も、身内にはイライラカリカリすることも^^;
鍛錬、また鍛錬ですな 笑