自分の中の
女と男のバランス取ろう
女性・男性に関わらず、人間には女性性と男性性が同時に存在しているという。
女性であっても、その人の中で男性性の割合が多ければ、男勝り、論理的、決断力があるとか、肉食系と表現されることもある。
また、男性であっても、その人の中で女性性の割合が多ければ、優しい、包容力がある、共感してくれるとか、草食系と表現されることもある。
これもどちらが良い悪いではなく、バランスが大事。
新しく生み出したものをカタチにする(0→1にする)には実行力が不可欠だし、そもそも生み出せてなければ、実行するも何もない。
また、生きづらいとか、自分の身をどこにどう置いたらいいのか困っているという場合も、自分の中での女性性・男性性のバランスが偏っているかもしれない。
では、それをどこで確認するのかというと、自分の内面に意識を向けてもいいし、目の前の相手や現実を見ても傾向が分かる。
男性性が多過ぎる女性は、周りの人たちが頼りなくみえるかもしれないし、女性性が多過ぎる男性は、上昇志向がなくて競争社会で居心地の悪さを感じているかもしれない。
また、女性性が多過ぎる女性は、誰かが何かをやってくれるのを待つ傾向にあったり、男性性が多過ぎる男性は、相手の感情を汲み取るのが苦手だったりするかもしれない。
誰しもいろんな要素を持ち合わせているものだけど、もし自分の中でバランスが偏っていると感じるなら、反対側の性質を伸ばすか、反対側の性質を持った人を側に置こう。
そうやってバランスが取れてくると生きやすくなったり、滞っていた事柄も着実に進んでいくよ。
追伸1:
本日はこちらのカードを読み解き。
追伸2:
20世紀は男性性の時代、21世紀は女性性の時代とも聞いたことがある。
世の中のビジネスも、20世紀型(狩猟型、あるものを全部刈り取る、奪う)か、21世紀型(農耕型、種まいて育てる、共有する、シェアする)かという視点で眺めてみると、この先も伸びていきそうか、衰退しそうかがみえてくると思う。
人との関わりもそれと同じで、欲しい欲しいと相手から奪うばかりでなく、自分も何かシェアできるものはないかという視点を持つことで循環が生まれ、末長く続いていくのだと思う。
追伸3:
そのためには、自分の心や感情が満たすことが先。
コップの水が満杯になってこそ、溢れた水を気持ちよく周りにシェアできるから。