速読が出来るようになったら頭がかしこくなりますか?

 

【質問】速読が出来るようになったら頭がかしこくなりますか?

 

【回答】速読だけでかしこくなるとは言い切れません。

 

解説

このQ&Aでも書いたように、自分の知っている日本語を思い出すことが読書だと定義するなら、私たちは自分の知っている日本語の範囲内でのみ文章を理解することが出来ると言えます。

 

たくさんの本(文字)を読み、対人関係などで多くの日本語に接し、意味が分からなかったらその都度聞いたり調べ、それらを繰り返すことで自分の中に新しい日本語(知識)が貯蓄されていきます。

 

子供は知らない日本語が出てきたとしても、知りたいという好奇心のもとに大人に聞いたり調べたりして、新たな知識(日本語)を受け入れることを自然にしていますが、大人は本の同じところを何度読み返しても意味が分からなかった場合、そこで読むことをやめてしまうか、自分の知っている日本語の範囲内でその文章を解釈してしまいがちです。

 

そのため、大人が新しい技術を学んだり新たな知識を得ようとする場合には、このように自分の知っている日本語の範囲内で解釈してしまうことがあることを、まず認識しておく必要があります。

 

それが、新しい技術や知識を得ることの弊害となっているからです。

 

「知ってる、知ってる」「そんなの当たり前の話」でスルーしてしまうと、たとえそこに新しい内容があったとしても自分の知っている日本語の範囲内での解釈となってしまいます。

 

すると、それ以上の新しい知識が入らなくなり、新しい技術が身に付かなくなるのです。(無意識にやっていることですが)

 

 

話を戻します。

 

速読で本をたくさん読めるようになり、多くの日本語を習得していくことによって自分の中に日本語の蓄積が増え、それがさらに速く日本語を思い出せることにつながる=速く読めるようになるという循環が生まれるのだと考えます。

 

もちろん、多くの日本語を習得するのは読書だけに限りません。

 

たとえば、行動範囲を広げたり、対人関係を広げたり、他の人の話を聞いてみることでも自分の中に新しい日本語を増やしていくことが出来ます。

 

それらの繰り返しで、結果的にかしこくなることも可能だと言えるでしょう。

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