正社員は安泰ですか?

 

春名恵です。

 

私が2003年から派遣社員を選んだ理由は、経済的に自立するため。

 

会社の業績や社会的情勢(消費税アップや年金など)によって家計が左右される正社員ではなく、現役中も定年退職後も手に職をつけて自立できる道をさぐった結果が、技術職での派遣社員でした。

 

ただ、昨年父の終末期介護を体験したことで、一概に派遣社員がいいとは思わなくなりましたが、だからと言って正社員が安泰とも思っていません。

 

しかし、世間一般的には今でも「正社員は安泰」と言われています。

 

果たしてそれは本当でしょうか?

 

退職する年齢まで会社が生き残ってる・・・?

戦後の高度経済成長期時代はモノがなかった時代であり、作ったモノがどんどん売れた経済右肩上がりの時代でした。

 

そのため、高度経済成長の流れに乗った日本の企業では、新卒で雇った団塊世代を勤続年数が上がるごとにお給料UPしてあげることができ(年功序列の賃金)、定年退職まで面倒を見きることができました。(終身雇用)

 

ところが、現在は誰もが知っているように、モノを作っても売れない時代。高度経済成長期と同じ成長が望めない時代です。

 

そのような時代であるということを念頭において、会社は団塊世代の人数ほどではないにしろ、私たち第二次ベビーブーム世代が定年退職を迎えるときまでお給料を払い続けることができると思いますか?

 

さらに、社員全員の退職金までも渡してあげられる体力が20年後まで残っていると思いますか?

 

それ以前に、今面倒を見てくれている会社が、その頃まで生き残っている保証自体がどこにもないと思いませんか?

 

 

正社員は安泰

 

 

これは今も昔もよく言われている言葉であり、誰もが盲目的に信じている言葉ですが、これは終身雇用を前提として言っている言葉です。

 

また、年々派遣を含めた非正規社員の割合が増えていますが、その話題が一般で出されるときは「非正規を減らせ!」「非正規の将来はどうなるねん!」のように、あくまで「正社員は安泰」という視点で語られることが多いです。

 

一方、非正規社員の割合が増えてる現状を企業側の視点で見てみると、「正社員として雇った人全員を定年退職まで面倒見きれない。だから約束できる人数を減らします=それ以外の人はここ以外で働いてね」ということであり、そこから伺えることは、企業も今のこの時代を生き残るのに必死だということです。

 

普通の人でも経済的自立が必要な理由

現在の日本は、高度経済成長期のイケイケドンドンとは違う時代だと分かっている人は多いと思います。

 

それなのに、なぜ高度経済成長期と同じく、終身雇用だけはこれから先もあり続けると言えるのでしょう?よく考えたらおかしいですよね。

 

つまり、終身雇用がこの先保証されないということは、これからの世の中は正社員であれ非正規社員であれ、経済的に自立していくことが求められるようになるということです。

 

それは、老後の年金制度を見ても明らかです。

 

私たちが65歳や70歳になったとき、(貯金があったとしても)1ヶ月65,000円ほどの年金で生活していけるでしょうか?

 

「でも、そのときになったら政府がきっと何とかしてくれるはず」「生活できない人のための受け皿が社会にもっと生まれているはず」

 

だけど・・・

何もしてくれなかったらどうします? 期待するものが何もなかったらどうします?

 

ここまでは、必要に迫られての経済的自立をしなければいけない理由。

 

もう一つは、次に書きたいと思います。

 

時間の自由が必要か否か

私の場合、自分のしたい生き方を実現するためには時間的な自由が必要です。

 

これが、もう一つの経済的自立が必要な理由です。

 

時間の自由がほしい場合、少なくとも雇われて働くことは選択肢から外れます。なぜなら、雇われて働くとは、自分の時間とお金を交換する収入の得かただからです。

 

では、自分の時間とお金を交換するのではない収入の得かたにはどんなものがあるのか?を探していくと、そのゴールは経済的自立ということになるのですね。

 

 

「時間はあるけどお金がない」というのは経済的に自立していません。

 

それでは、私のしたい生き方が実現できません。

 

時間がほしいを叶えるには「時間があってお金もある」状態を作り出さなければならず、それはつまり、経済的に自立する方向へ進むことになるのです。

 

社会的制度が崩壊していくに伴っての必要に迫られたものであれ、自分のしたい生き方をするためであれ、これからの世の中を生き抜くには、経済的に自立することは誰にとっても必須になると思います。

タイトルとURLをコピーしました