春名恵です。
今日は、ボタニカルアートを習ってきました!
ボタニカルアートとは、元々は植物図鑑に載せるための絵とのことで、植物のつくりをありのまま、事実を描くものだそう。
そこには、創意工夫も脚色もいらず、ただただ事実を忠実に描くものだそうです。
事実を描くことに慣れてきたら、そこからは(ボタニカルアートとは別に)創意工夫もしていけばいいとのことですが、まずは事実をそのまま見てスケッチするところからとのこと。
今回は、その体験レポをお届けしたいと思います♪
「筆文字をしてみたいけど、何から手をつけたらいいの?」と思っているあなたの参考になればうれしいです。
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苦手だと思う理由
今でこそ、筆文字限定で文字を描くことには抵抗なくなった私ですが、それでも「絵は苦手・・・」とずっと避けてきました。
そんなとき、お友達でもありクライアントさんでもある人から、ボタニカルアートというものがあることを教えてもらいました。
元々は、彼女が「昔、これがしたかった」とめっちゃ興味を持っていたのですが、話をしていくうちに過去の記憶が昇華されていったのか、「今はもう『したい!』って気持ちはなくなったかも」と言っていました。
ところが、私が興味を持つように( ^ω^ )
私は花の写真を撮ることは好きだし、植物の芳香成分であるアロマ(エッセンシャルオイル)も好き。以前のアメブロのIDも、植物がらみのものにしてました。
筆文字での色使いや形の規則性も、実は私、植物をはじめ自然にあるものを観察してヒントを得ていることが多いです。
で、ボタニカルアートに興味を持つようになったのは、筆文字に添えるイラストを梅とか桜とかクローバーとかだけでなく、「ごくごく簡単に、花をいろいろ描けたらなー」と思っていたからです。
詳細でリアルな絵ではなく、めっちゃ簡単でかわいいイラストを描きたい。
でも、本来の花の形が分からないものを、簡単にする(情報をそぎ落とす)のは難しいとも感じていました。
私が絵を難しいと感じていた理由。
それは、
- 描ける人は何を見て描いているのか、どこに着目して(花?茎?どの線から描く?など)描いているのかが分からなかったこと
- 絵に創意工夫や感性が必要なのかが分からなかったこと
- どこまでが基礎で、どこからがアレンジ可能なのかが分からなかったこと
です。
だから「実際に描いているところを見たい!」と思い、習いに行ったのでした。
百聞は一見にしかず
講座で先生と同じ視点から花を見て、先生の描いたものと目の前の花とを照らし合わせて見てみると、「へー!そういうところを見てるんや!」と、価値観がガラガラ~っと崩れました 笑
自分の知っている知識や技術の延長上にはない世界を見せてもらい、「目からウロコとは、このことか!」とも思いました。
スケッチ(下書きの鉛筆線)とベースの色付けは私がしましたが、黒の絵具で薄く陰影をつけるのは先生がしてくれました。
サイン&日付も入れてそれらしく( ^ω^ )
ただ、折り目を変なところに付けてしまったので、額には入れられず・・・
「ゆりって難しいのよ!どこかで習ってたの?」と、受講生さんにお声がけいただいて、「マジですか!?」と思わず喜んだ私 笑
びっくり!びっくり!!
ボタニカルアートは見たままの事実を描いたらいい。
そして、先生の一連の動きを実際に見た。
それが、かなり大きいと思う。というか、それしかあり得ない。
あとは、「上手く描こう」とか「オリジナリティ出そう」とか余計なことを考えなくてよく、ただ花を見て、ただ鉛筆や筆を動かすだけというのが、私にはやりやすかったかもです。
ありのまま描けるようになると
植物をありのまま描けるようになると、かぎ針で花や葉っぱを編んでのアクセサリー作りもしやすくなるかなーと思いました。
これも、元々の植物のつくりを理解できてないことから、編み図を見たとしても、作る難しさを感じてたので。
かぎ針は、将来的には自分で編み図も起こせるようになりたい。
花のイラストも、簡単&かっこかわいく描けるようになりたい。
ということで、今回ボタニカルアート体験に行って大正解♪
ちょっと続けてみようと思います^^