おとつい午後からは、感情ケアのセッションでした。
個人セッションでは誘導瞑想で自分の内面に意識を向けていき、普段自分の意識がどこへ向いているかを確認しながら進めていきます。
意識の持ち方、めちゃめちゃ大事です。ポジティブ思考とかネガティブ思考以前の意識の持ち方が、実はめちゃめちゃ大事なんです。
クライアントさんは、「毎回ここへ来ると、自分一人では気づかないことに気づけます」とおっしゃっていました。
さて、通常アロマというとボディトリートメントで使ったり、部屋で香らせたりをイメージをするかもしれませんが、このセッションではちょっと違います。
手のひらにアロマを一滴落として両手をすり合わせ、鼻から香りを吸い込みながらのカンタンなアロマ瞑想からはじめ、その上で様々な問いかけをしていきながらセッションを進めます。
※使用しているアロマは、直接塗布可能で治療等級(セラピーグレード)のエッセンシャルオイルです
個人セッションなので詳細は書けませんが、私の実体験を含めて、今回のセッションレポを書いてみたいと思います。
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上手くいく方法を知りたい?
今回のキーワードは「被害者をやめる」でした。
実は、被害者でい続けることは、「望む現実を創る主導権が自分の手にはない」ことを意味します。
私も、被害者意識はもちろんあります。
それでも、
- 雨が降っても電車が止まっても、たとえそれで遅刻したとしても。
- 自分に非がないのに、目の前の人が自分にそういう態度を取っても。
- こんな世の中に理不尽な思いをしたとしても。
- 今の環境や人間関係に納得いかなくても。
「すべて自分が選んだのだ」
ととらえてみることで、少しずつでも理想とする現実を創っていくことが、私は出来るようになりました。
これ、はっきり言って覚悟がいります。
だって、どんなことがあっても「自分が選んだ」となるからです^^;
ただ、誤解ないように言っておくと「自分のせい」と自分を責める必要はまったくないです。そこは念押ししておきたい。
また、これはポジティブ思考とは全然違うものなので、そこも念押ししておきます。
さて、
- こうやったら上手くいく
- こうやったら上手くいかない
ということを多くの人は知りたがりますが、そのために大事なことは被害者をやめること。
被害者をやめて「自分が選んでいる」前提に立つことで、これまで上手くいかなかった理由も同時に分かるようになります。
自分の感情センサーを見直してみる
少し考えてみてください。
相手がどう行動しようが、どう言ってこようが、どういう態度を取ろうが、相手には相手の自由があるし、本来あなたには関係ないはずですよね?
もしあなたに関係あるとしたら、そういう感情を感じさせられること、不愉快な気分にさせられることだと思います。
この不愉快な感情を感じると、多くの人は目の前の人に(もしくは違う人にグチとして)文句を言うと思います。
だけど、自分が感情反応してしまうセンサー自体が変わらなければ、たとえ人が変わろうが環境が変わろうが、センサーが反応することには変わりありません。
実際、同じ状況に置かれて同じ言動をされたとしても、そこに反応しない人もいるわけで。
それはつまり、感情反応するポイントが違うということです。
たとえば、感情センサーの目盛りが0から100まであったとします。
目の前のAさんの言動を見て、イラッとするあなたの感情センサーの目盛りが100で振り切っているとしたら、何も思わない人のセンサーの目盛りは0という感じです。
ということで、もし望む現実を創っていきたいなら、自分のイライラ感情センサーの目盛りを50なり30なりと下げて修正していく必要があります。
相手に文句を言ったところで、すでに100まで振り切っている目盛りが120や150まで行こうとする力が働くようなもので、もし目盛りがバチンっと切れてしまったら、壊れるのは自分の方なのです。
感情センサーの修正作業に取り掛かるためにも「もし、自分が選んでいるとしたら?」という視点に立てていることは非常に大事。
「相手が悪いのに、なんで私の方が修正しないといけないの?」と思うことも私もありますが、慣れてくると、相手のせいにするより自分の感情センサーを修正するほうがストレス溜まりません。
何より、それができるようになると理想とする現実を自ら創っていけるのです!
限られた命の時間、自分で人生を創っていけたらいいと思いませんか^^
自分の課題を解決する
「そんなことしたら、いつか困るよ」ということも、困るかどうかは相手の課題であって、自分の課題ではないはずです。
また、相手の言動に感情反応していることも、そこを問題に感じていたり、不都合を感じているのが(相手ではなく)自分であるなら、それは自分自身の課題と受け止めて対処することで望む現実を創っていくことができます。
自分の課題だと受け止めるということが、「もし、自分が選んでいるとしたら?」という視点に立つことです。
「助けてあげなければ」という意識が創り出す現実
「かわいそう」
「だから、助けてあげなければ」
とか言うことってありますよね?
私は、こういう言葉ってよく考えて使う必要があると思っています。
なぜなら、「かわいそう、助けてあげなければ」とあなたが強く思えば思うほど、かわいそうな人、自分が助けなければいけない人が目の前に現れるからです。
また、そういう意識が強ければ、今現在付き合いのある人との関わりが深くなると、その人のかわいそうな面や自分が助けてあげられる面を見つけ出してしまいます。無意識のうちに。
心理的メリットを手放す
ちなみに、この場合のあなたの課題は、かわいそうな人を助けることではないです。
かわいそうな人を助けることで得ている『心理的メリット』を手放すこと、それがあなたの課題となります。
たとえば、かわいそうな人を助けることで得ている存在価値や、人から認められること、人から必要とされることなどが心理的メリットになります。
でも、それって実はかわいそうな人をわざわざ助けなくても持っててもいいものですよね?
かわいそうな人をわざわざ助けなくても、自分はここに居ていいし、人から認められなくても、人から必要とされなくても、あなたには価値があるんです。
それに心底気づくことが自分の課題です。
心底気づけると、心理的メリットを手放すことができます。
心理的メリットを手放すと、かわいそうで私が助けてあげなければいけない人がたとえ目の前にいたとしても気にならなくなるので、過剰な感情反応がなくなります。
気にならないといっても「助けて」と言っている人を無視するのではなく、目の前で起こっている出来事に対しての自分の感情反応を観察することで、今自分が手を差し伸べるべきか、相手の自立を促すべきかを判断できるようになる(感じられるようになる)ということです。
それは、起こっている出来事すべてに対して「もし、自分が選んでいるとしたら?」という視点に立っているから判断ができるといえます。
自分が変われば、相手も変わる
みんな悠長に人の課題に首を突っ込んでいるけど、言うほど人生は長くないです。
だから、早めに被害者を抜け出し、自分の課題に地道に取り組んでいくことが大事。
そうすることで、今がどれだけ過酷な状況であったとしても、親切で優しい人たちに囲まれるようになります。
「自分が変われば、相手も変わる」と言えるようになります。
向き合うべきは、腹が立つ目の前の相手ではなく、まずは自分自身。
どんなことがあろうと、
- 自分を信じているか?
- 自分と仲良くできているか?
- 自分を好きでいれているか?
相手との関係よりも、まず自分自身との関係を見直すこと。
それが、被害者から抜け出し、望む未来を自ら創るための必須のステップです。
誘導瞑想とアロマがあると、自分と向き合いやすくなりますよ。