春名恵です。
これまで無料サイトで記事やサービスを書いていた私が、なぜ有料でブログ&ホームページを運用することにしたか?
3つある理由のうち、2つはこちらに書きました。
理由1)無料サイトはサービス終了のリスク有り
理由2)無料ブログ記事をまるっとワードプレスへ移行はリスク有り
ということで、今回は3つ目の理由を書きたいと思います。
読みたい場所へジャンプ
理由3)独自ドメインで書き溜めた文章は、別の資産に生まれ変わる可能性有り
ちょっと前までの、よくある家庭の風景。
お父さんは出勤前に新聞を読み、最新のファッションやメイクは雑誌でチェック。夜はドラマ・バラエティ・音楽番組をテレビで見るというのがお決まりだったと思います。(私、団塊ジュニア世代です)
そんな、テレビや新聞、雑誌、ラジオが主なメディア(媒体)だった時代は、テレビやラジオのコマーシャルであったり、新聞・雑誌の広告枠が企業の宣伝場所でした。
ところが、何かほしいものや調べたいことがあったときは、まずネットで検索する今日このごろ。7歳のうちの姪っ子でさえ、ネットで検索する時代です。(2017年現在)
そんな時代の流れもあって、企業の宣伝場所はテレビや新聞、雑誌、ラジオなどのマスメディアから、別の場所へと移っていきました。
マスメディアとは?
マスコミュニケーションの媒体。新聞・雑誌・テレビ・ラジオなど。
コトバンクより抜粋
マスコミュニケーションとは?
新聞・雑誌・ラジオ・テレビ・映画などのマスメディアによって、不特定多数の人々に対して大量の情報が伝達されること。
コトバンクより抜粋
テレビからユーチューブへ。マスメディアから個人メディアへ。
企業の宣伝場所が別のところへ移った理由は、テレビ見ない、新聞読まない、雑誌買わないから。
人が集まらない場所に広告を載せても意味がないからです。
変わりに、ユーチューブ見る、SNS毎日見る、ファンの人のブログは欠かさず読む人が爆発的に増えました。これは15年、20年前には考えられなかったことです。
このように人が集まる場が、テレビや新聞、雑誌、ラジオなどのマスメディアから個人メディアへと移ったことで、企業の宣伝場所もそちらへ移っていきました。
さて、『広告』というと、これまでは企業から依頼を受けた広告代理店が手がけて、大掛かりな宣伝を行なうというイメージでしたよね。
ところが、ユーチューブに人が集まる、SNSに人が集まる、個人ブログに人が集まるようになったことから、個人が作るブログやホームページであっても、人が訪れる仕組みを作ることで広告掲載料を受け取れるようになったのです。
資本力のない個人でも広告の場を持てるように
ユーチューブのことは私はよく分かりませんが、SNS大手のFacebookでは、どのような人に自社の広告を表示したいかを細かく設定できます。(年齢、性別、居住地、趣味、その他)
この場合、Facebookは広告を載せてあげる宣伝場所を、広告主(企業や個人事業主)に作ってあげていることになります。広告料は、広告主がFacebookに支払います。
これと同じこと(宣伝場所を作ってあげること)が、個人メディアであるブログやホームページでもできるのです。
独自ドメインを取得し、Googleの審査に合格さえすれば。
この場合、
広告主=企業や個人事業主
広告を載せてあげる宣伝場所=個人メディア
広告主と個人メディアを結ぶ仲介役=Google
です。(下図では、○部分)
そして、それぞれが与えられるもの、差し出せるものが□部分です。
Googleは広告主に、
- どんな広告を表示したい?
- 何歳ぐらいの人がいい?
- どこに住んでいる人?
- 男性?女性?
- 趣味は?
などを確認し、そういった人が集まる個人メディア(ブログやホームページ)に広告を出稿します。
何でGoggleがそんな情報を知っているかというと、私たちはGoogle IDを取得する時点で利用規約に同意し、それら基本情報を提供しているからですねぇ。他にもありますが。
だから、同じ個人ブログのページやホームページを見ていても、表示される広告はみんな違ってきます。
これまで、テレビや新聞・雑誌・ラジオなど資本力のある大企業でしか広告の場を作れなかったのが、インターネットの発達により、資本力のない一個人のメディアであっても広告の場を持てるようになりました。
これって、ものすごい時代の恩恵を受けていると思うのですが、どう思われますか??
年始のインスピレーションに話を戻すと
私は、年始のインスピレーションで「アドセンス(Googleアドセンス)」というメッセージが降りてきたとき、検索でいろいろ調べてみました。
すると、上記の仕組みであることが分かったのですが、これって三方よしやなって思いました。
さんぼうよし(さんぽうよし)とは?
「売り手良し」「買い手良し」「世間良し」の三つの「良し」。売り手と買い手がともに満足し、また社会貢献もできるのがよい商売であるという、近江商人の心得。
コトバンク参照
たとえば、まだ自分で販売する商品やサービスを持っていなくても、『体験』はみんなそれぞれ特殊なものや、オリジナルなものを持っていますよね。
その『体験』を、たとえば自分はどう乗り越えたとか、そのときどんな気持ちだったかとか、今はどうなのかということをブログ記事にしていくことで、今現在、同じ体験で苦しんでいる人の役に立ちます。
特に、人に相談できない悩みであればあるほど。
だから、あなたのブログでその悩みに関連する広告が表示され、読者がその広告をクリックしてリンク先の企業の存在を知ることは、読者にとっても企業にとってもお互いに良いことです。
なぜなら、読者は悩みが解決できてうれしいし、企業は商品やサービスが売れてうれしいから。売上が上がると、従業員にもお給料やボーナスを支払えて、その家族も喜びますよね。
そして、そんな広告を載せる場を作ってくれたあなたに対して、Googleは広告主から支払われた広告料の一部を、あなたに支払ってくれます。
「人をたくさん集めてくれてありがとう!読者と広告主をつないでくれてありがとう!」って。
ちなみに、書く記事は悩み解決系でなくとも構いません。自分の好きなことや興味あること、旅先情報など何でもいいのです。
アメブロユーザーは知っている
もし、あなたがアメブロユーザーなら、この仕組みはすでに馴染みがあるはず。
なぜなら、アメブロで表示される広告もGoogleアドセンスだからです。
でも、記事を書くために無料で場所を使わせてもらっているため、当然私たちには広告掲載料は入ってきません。無料は無料なりの理由があるのですね^^;
このように、Googleアドセンスは個人だけでなく、大手企業でも取り入れています。意識して見てみると、結構な割合で「あ、アドセンスや」と気づくと思います。
三方よしを望む人にぴったり
あくまで私個人的に思うことですが、「この商品だけが素晴らしい!他の商品はダメ!」とか「このサービスが唯一の正解!他のサービスは認めない!」という人には、独自ドメインを取得してのGoogleアドセンスは向かないと思います。
でも、そうではなく、検索で来てくれた人や読者の悩みが解決されるなら、どんな方法であっても(自社の商品やサービスでなくても)いいと考えられる人には、三方よしとなり得ると思いました。
ということで、「独自ドメインで書き溜めた良質な記事は、別の資産に生まれ変わる可能性がある」というのは、Googleアドセンスのことだったのでした。
ブログ却下される・・・
これまで公開していないブログではありますが、私も1回Googleに申請を出しました。
結果は・・・
「文字数(記事数)が足りません」と却下されました^^;
却下されるとちょっとショックでしたが←意外にもろい 笑
でも、アドセンス審査でかなりのチェック項目がある中で、「記事数だけが足りない」なら、文章を着々と書き進めていけばいいっかーと、気が楽になったのでした^^;
何はともあれ、まず文章
そうなんです。結局そこに戻ってきます^^;
個人で仕事する人が避けて通れない部分ですね。
自分ひとりで仕事をする場合は、扱う商品やサービスについて書くことも必要だし、Googleアドセンスも取り入れるなら、文章作成は必須!
しかも自分で。(外注すれば別ですが、それでも何を書くかの原案は自分で考える必要あるかと・・・)
ということで、もし「文章が書けない。なんで?」と思うなら、こちらの記事も読んでみてください。
追伸:その後、こんな流れで審査合格!
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