春名恵です。
今朝の寝起きに「あぁ、そうか!」と、私がものすごく腑に落ちたことのシェアです。
復讐でつまづくのは自分自身
親が重い、親と話が通じない、親に気持ちを押しつけられて苦しい、逆に親に関心を持ってもらえないなどに思い当たる人は、自分が幸せや成功を手に入れないことで「あなたの子育ては間違っていた」と親へ復讐していることが多いです。無意識のうちに。
そんな心持ちのまま何か新しいことを始めても、深層には親への復讐心がある訳ですから、幸せや成功は手に入りません。
一時的に手に入ったとしても、ずっと幸せで成功していたら親への復讐にならないので、どこかの時点でつまづくようになります。これも無意識にです。
毒親、モラハラ親の元に生まれ育った悩みは、ごくごく普通の家庭に生まれ育った人には理解されにくいです。
そんなのどこの親も一緒よ~
いつまでも親に甘えたこと言わないで、早く自立したら?
親に感謝しないとね
などなどの反応が返ってくることが多いでしょう。
私はアダルトチルドレン、毒親&モラハラ親育ち、共依存も全部あるあるでしたが、いつの間にか克服していました。(最大の山は、この自覚を持った日だった)
その理由は、
- 自分を否定することをやめること=自分を好きになること
- この世での存在の仕方、在り方を見つけること
- 感情表現をやり直し、自分をもう一度育て直すこと(怒りを解放し、心理的メリットを解放すること)
に取り組んだことだと思っています。
もちろん、今でも自分を否定してしまうことはあるし、この世での存在の仕方も現時点での最善ではあるつもりですが「合ってるの?」と聞かれたら「Yes」とは断言できないです。(「今のベストです」とは答えられます)
感情の爆発も、今でも親(母。父は他界している)と接しているときにあります。
だけど、これを「親のせい」と思わなくなったこと(自分が選んでそうしている&相手にそうさせている自覚を持ったこと)が、以前と今との違いだと思います。
私はアダルトチルドレン、毒親&モラハラ親育ち、共依存の悩みは、それを体験した人にしか分からないと思っていますが、アダルトチルドレンだから、毒親&モラハラ親育ちだから、共依存だから、「だから無理だ」「だからこんな目に合う」「だから私は幸せになれない」というのもまた違うとも思っています。
そんな目に合うことでの心理的な恩恵(心理的メリット)も、同時に受けているはずだからです。
自分が幸せや成功を手に入れないことで「あなたの子育ては間違っていた」と親へ復讐する人生は、いつまでも親を自分の人生に招き入れることと同じです。
親は親の人生を、自分は自分の人生を生きる。
その人生を復讐のために生きるのは時間がもったいないし、何よりその行為は、親ではなく自分自身を傷つけることになります。
だから、復讐という意識を早く手放して終わらせよう。
今この瞬間、自分が感じたことを大切にできる生き方へシフトしよう。
そんなふうに思っています。
そして、それができるようになった頃には、親が自分の人生に登場したとしても、人生を乗っ取られることはなくなっているはずです。
アダルトチルドレン、毒親&モラハラ親育ち、共依存の悩みを持つ人へ
アダルトチルドレン、毒親&モラハラ親育ち、共依存の悩みを持つ人が気持ちを出せる場としてのお話会を、これから始めようと思っています。
また案内させていだだきますね。