本音で行動
行動とは、何もないところから勝手に動けるようになるのではなく、エネルギー源となるものが必ずある。
モチベーションアップというのは外部からの補給。
一方、内部補給というのは、自分への無意識の問い。その問いがぼやけたイメージを鮮明にし、行動へと駆り立てる。
行動できないと感じる場合、最初は外部補給に頼ることが多いと思うが、もっともっとと頼る量が増えていきやすいと思う。
ある意味、行動というのは一生していくもの。だから、そんな長い目で見た場合、いつかどこかの時点で内部補給できるようになるといいと思う。
内部補給できるようになるためには、自分への無意識の問いを意識することが第一歩。
そんな自分への無意識の問いは、口ぐせで分かる。
日頃、どんな言葉を自分に無意識にかけているのかは、口ぐせで分かるということだ。
口ぐせとは実際に声に出すものだけでなく、心や頭の中で流れている口ぐせもある。行動できないなど、本当はしようと思っているのに出来ないという場合は、後者の口ぐせを振り返ってみるとよい。
あなたの心や頭の中では、日頃どんなことをつぶやいているだろう?
それを知るために紙とペンを用意し、5分でも10分でも黙る時間を作ってみよう。
そして、ふと思ったことを書き出していこう。
最初は「何でこんなことしないといけないのかなー」とか「何を書けばいいんだろう」など、何でもないつぶやきが出てくると思う。
それでも書き続けていると、心や頭の中で日頃流れている口ぐせが手を通じて出てくるはずだ。
すると、なぜ今行動できないのかもありありと分かってくる。
たとえば、
- 今行動せねば!と思っていることは、本音ではそう思っていない
- 他のことに関心が向いていて、そちらをしたい
- 行動へ移すには一歩が大き過ぎて、何からすればいいのかが具体的になっていない
などのことが、書き出すことでみえてくる。
大事なことは、ただ行動することではない。したくないことを無理やり気持ちを盛り上げて実行することでもない。
自分の無意識の想いを感じ取り、本音で思っていることを行動に移すことなんだ。
それが、自分との約束を守ることにもなっていくのだから。
追伸:
本日はこちらのカードを読み解き。