モラハラ家庭に育った自覚を初めて持った日

花 魂を輝かせる方法

 

春名恵です。

 

8月末から9月にかけて、体操の宮川紗江選手のパワハラ告発が話題になっていましたね。

 

9月に入ってから、速水コーチが宮川選手を殴っている動画がネットで流れてきて、そのときは「当たり前の図」として私は見ていました。

 

「ごく普通のこと」と受け止めていて、何がおかしいのかまったく分かりませんでした。

 

ところが、ヤフーコメントなどで「あり得ない!」「信じられない!」という意見が大半を占めていて、そちらのほうに驚いた私は「時代が変わったのかなぁ・・・?」ぐらいにしか思っていませんでした。(母も同じく)

 

 

そうして一ヶ月ほど過ぎた10月8日のこと。

 

突如「自分の考えはおかしいのかも・・・?」と思ったのと同時に、アダルトチルドレン、毒親、モラハラと言う言葉が自分の中から出てきました。

 

それからネットで調べていくうちに、過去の記憶がよみがえってきたんですね。

 

そのことについて、今回は書いてみたいと思います。

 

記憶、よみがえる

私が「人がその人らしく生きられる支援をしたい」と思うようになってこの仕事を始めたのは、イメージで感情を癒すヒプノセラピー(催眠療法)を受けたことがきっかけです。

 

では、なぜそのセラピーを受けることになったかと言うと、職場のモラハラ体験がきっかけとなり、自分の感情を自分でコントロールできなくなったからです。

 

当時はモラハラに関する本を何冊か読みました。でも、本を読んだだけでは自分ではどうにもできなかったので、人の助けを借りることにしたのでした。

 

そんな当時の忘れていた細かな気持ちも、10月8日に「自分の考えはおかしいのかも・・・?」と思ったときに思い出されてきて、その後、アダルトチルドレン、毒親、モラハラと言う言葉が自分の中から出てきたことからネットで調べていったところ、いろんな過去の記憶がよみがえってきました。

 

父の発言より

  • お父さんの言う通りにしてたら間違いない。めぐは平成10年に結婚、幹は平成12年に結婚。(実際には妹は平成10年に駆け落ちし、何年か帰って来なかった。姉の私は平成30年時点で独身)
  • 誰が飯を食わせてやってると思ってるんや!
  • 明日ワシ仕事やねんから赤ん坊を泣かすな!(私が生まれたばかりのとき)
  • ここまで子供のためにする親はいない
  • ケンカ腰、ののしり合い、けなし合い、アラの探し合いの会話が多い
  • 母の顔を張り倒すのを、子供の頃に何度か見ている。大人になってからも。
  • 母を侮辱する。人格を否定する言葉を吐く。(お前のために言ってるんや)
  • 母にパチンコの送り迎えさせていた。時間厳守。
  • 母がパートに出るのを嫌がった
  • クリスマスイブは、毎年二学期の成績表の講評会。5段階のうち3以上なかったら認めてもらえない。(存在そのものを認めるのではなく、何かが出来たら認める、出来なかったら認めないという状態)
  • 「いつまで抱っこ、抱っこ言うてるんや!もう卒業せなあかん!」と保育園児の姪っ子に怒鳴る
  • 「ワシの好きなもの、どれや?」と聞かれて、もし口に合わなかったら「違うやないか!」と怒られる母
  • 「これ、ワシの食べられるやつか?」と聞かれて「分からへん。一回食べてみて」と言おうものなら「それなら、いらん」と言われ、人の気持ちを踏みにじられる

 

母の発言より

  • お父さんのお世話が大変で、子供の世話どころじゃなかった
  • お父さんにまず聞いてみないと分からない(父の意見が絶対)

 

私が感じていたこと

  • お母さん、お父さんのこと好きやったんやと知ってびっくりしたのが、父の死後に思い出話を聞いていたとき。それまでは、父の愚痴を聞かされていたから、嫌いまではいかなくても好きじゃないと思っていた。
  • 子どもの頃、母はいつも不機嫌だった印象がある。「あんたらが怒られるようなことばっかりするからや」といつも怒鳴られていた。
  • 子供の頃、母はいつ怒り出すか分からない存在。ビクビク、ビクビク・・・
  • 「結婚は人生の墓場」「結婚は奴隷人生の始まり」「結婚は地獄の始まり」と、小3ぐらいには思っていた。だから「早くお嫁さんになりたい」という子の気持ちがまったく理解できなかった。
  • 自分と同じ思いをする子供は可哀想。だから子供いらない。
  • 旅行では、お父さんがいつ怒り出すか分からない →楽しめない、下手に感情出して怒られたら感情が痛くなる。実際には楽しいこともあったけど、旅行=ケンカ という思い出のほうが強い。
  • いつでも動じないでいられるようになったのは、両親がいつどんな感情を爆発させるか分からなかったから。だから過度に期待もしない。期待して約束守ってもらえなかったら傷つくから。
  • 自分の大事なことは家族には相談しないでおこうと、小5ぐらいには思っていた(真剣に話をしても笑いのネタにされたり、非難されると感じていた)
  • 30代半ばで子宮頚がんの疑いがあったときも一切相談しなかった。何年か経って大丈夫になってから事後報告。(~だからこうなるんや!と非難されるのは目に見えていたので)
  • 本当の自分を見せたらみんな離れていくと思っていた

 

親も被害者

ここまでいろいろ書いてきましたが、だからと言って親を責めるのはまた違うとも思っています。

 

なぜなら、親もまたアダルトチルドレン、毒親、モラハラ親の被害者でもあるからです。

 

ちなみに、うちの父は小1のときにお母さんを亡くし、お父さんは父の面倒を見なかったため、年の離れた兄弟に育てられたみたいです。

 

母は、子供の頃から他人が家にいる状態(家が社員寮みたいな感じ)だったことや、日本舞踊のお稽古で早い時期から大人の中に混じって生きていたみたいです。

 

どちらも共通するのは、親に甘えられる環境ではなかったのでは?ということが考えられます。

 

親がそうであるなら、親の親もまたそうであるというふうに、モラハラ(モラルハラスメント)はDV(ドメスティック・バイオレンス)と同じく世代に渡って連鎖していきます。

 

DVが身体への暴力であることに対して、モラハラは言葉の暴力。(パワハラは、職場の地位や権力を利用したDVやモラハラ)

 

モラハラは暴力の跡が目に見えない分、自分でも気づけないことが多く、周りにも気づかれにくいです。

 

私も、速水コーチが宮川選手を殴っている動画がネットで流れることなく、ヤフーコメントなどで「あり得ない!」「信じられない!」という意見を目にすることがなければ、今回気づけませんでした。

 

気づくことが最初の一歩

機能不全家族の元で生まれるアダルトチルドレンであったり、毒親、モラハラ親の元で育った人は「おかしい」とまず気づけないんですね。

 

そういう環境で育っていない人の場合、理由もなく言葉の暴力を振るってくる人に対しては「おかしい!」「変だ!」と気づけます。だから、その人と距離をとることができます。

 

でも、機能不全家族の元で生まれるアダルトチルドレンであったり、毒親、モラハラ親の元で育った人は「私、何か悪いことしたかな・・・?」「どうしたら期待に応えられるだろう・・・?」と、明らかに人格否定されているにも関わらず、繋がりを持ち続けようとしてしまいます。何なら「離れていかないで!」とすら思っています。

 

その辺りは、ネットで「アダルトチルドレン」「毒親」「モラハラ親」「共依存」と調べていくといろいろ解説してくれているページが出てくるので、そちらを参照していただければと思います。

 

私が言いたいのは、だから親と距離をとろうとかそういうのではなくて、ここでもやっぱり自分の人生は自分で創っている、だから自分が変わろうなんですね。いつもここで書いていることです。

 

そのためには、まず「おかしい」と気づくこと。

 

そして、モラハラの連鎖を自分の代で止めようと決めることです。

 

「おかしい」と感じていい

今改めてこのブログを読み直してみると、私が感情を癒すことで通ってきた道というのは、「アダルトチルドレン」「毒親」「モラハラ親」「共依存」から抜け出す道だったと感じています。

 

母とは今でもぶつかることはあるけれど(父は亡くなっている)、自分の感情を癒す前では考えられなかった素の自分で生きられるようになったのは、自分をみつめ、自分の感情と向き合っていったことが大きいです。(でも、母にひどいこと言ってるなーと客観的に感じることもある)

 

今回、突如「自分の考えはおかしいのかも・・・?」と思ったことがきっかけで、アダルトチルドレン、毒親、モラハラという言葉について調べていく過程で出てきた過去の記憶や感情。それらと向き合い、ひとつずつ癒していく作業ができているのは、数年に渡って上記の作業をしてきたからこそとも言えます。

 

「ひどいことをする親だ!」と思ってもいい。

だって、そう思ったのは事実だから。

 

だけど「ひどいことをする親だ!」と思いながら、その後の人生で起こる出来事を「親のせい」だとして生きていくのか、「ひどいことをする親だ!」と思ったとしても、これからは自分の人生を生きていくと決めるのかは自分で選べます。

 

私は後者で生きていきたいです。

 

コントロールする人は自分が引き寄せている

モラハラ親の元で育つと、コントロールしようとする人を引き寄せます。

 

これは、ほぼ間違いないと思います!

 

最初は蜜月期でいい関係を築けていたとしても、いつしか意見を言えなくなったり、相手に対して絶対服従の関係ができてくるんですね。そして、相手に対しておびえるようにもなります。

 

ただ、これも自分がそういう人を引き寄せる要素をなくせばいいだけだと私は思っています。

 

そのためには?

そう、自分が変わること。

 

うーーーん。

自分が変わるというか、本来の自分で生きるというほうが近いかな。

 

これまで自分を守るためにまとってきたいろんな思い込みを解いて、素の自分で生きられるようになること。

 

それが本来の自分で生きるということです。

 

 

自分という人間は、この世でたった一人の人間です。

親のコピーではありません。

 

自分の人生という作品は、あなた自身の作品です。

親の作品ではありません。

 

自分の人生を生きている!という実感を持ちながら生きられる人が増えるといいなぁと思っています。

 

アダルトチルドレン、毒親、モラハラ親、共依存から抜け出すために

体操の宮川紗江選手のパワハラ告発は、今回の私だけでなく、多くの人の気づきを引き出したと思います。

 

魂レベルでいうと、宮川選手はそういう役割を持って生まれてきた人とも言えます。(数ヶ月前のアメフトの選手も同じくだと思う)

 

気づきは魂の成長をうながします。

 

魂が成長すると、マズローの欲求5段階説の承認欲求段階をいつまでもうろうろするのではなく、自己実現欲求段階へとステップアップできると感じています。(マズローの欲求5段階説って何?と思ったら検索してみてね)

 

 

承認欲求の段階は、自分の人生は他人によって決まると思っている状態です。

 

「あの人のせいでこうなった」「あの人がもっとしっかりしてくれれば・・・」というのは、自分の人生がうまくいかないのは「あの人がしっかりしてくれないせい」ということになります。

 

「あの人がもっとしっかりしてくれれば・・・」ということは、自分はしっかりしているのにあいつは・・・となってる訳で、しっかりしている自分はスゴイでしょ!認めて!という心理が働いています。

 

 

一方、自己実現欲求の段階は、自分の人生は自ら創っていくことができると思えている状態です。

 

そう思えるようになるためには、

  • 自分を否定することをやめること=自分を好きになること
  • この世での存在の仕方、在り方を見つけること
  • 感情表現をやり直し、自分をもう一度育て直すこと

に取り組むといいと思います。

 

それが結果として、「アダルトチルドレン」「毒親」「モラハラ親」「共依存」から抜け出すことになるからです。

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