終わらせると
楽になれる
感情は、本来は意識しなくても自然に生まれてくるもの。
生まれて一定の間ただよい、消えてなくなっていくのが自然な状態だと思う。
その状態にストレスは本来ないはずだが、人の操作が入るとストレスが発生する。
人の操作とは、たとえば「今こんなこと思ったらダメ」「そんなこと思うなんて大人気ない」「我慢しなきゃ」などなど。
もし今、感情コントロールに困っているとか、自分がどう思っているのかわからない、人の評価が気になって自分がどうしたいのかわからない、何が好きなのかわからないと思っているなら、一日五分でも目を閉じる時間を持ってみよう。
そして、自分の身体の内側に意識を向けてみよう。自然に湧いてくる感覚や感情に注意を払ってみよう。
もしかしたら貨物列車のように、長ーく長ーく感情が出てくるかもしれないが、いつか終わるときが来る。
そうやって生まれたものが一定の間ただよい、消えてなくなっていくことで終わらせることができたら、力を入れ続けていた身体も心も緩んで楽になれるよ。
追伸1:
本日はこちらのカードを読み解き。
女、創:生む
感:感情
追伸2:
終わらせられていない感情はひとつだけではなく、何百、何千、何万(?)とある。
だから、一日五分でも目を閉じる時間を持って自分の内側、感情に意識を向けることを習慣にしてほしいな。
内側が変われば外側の世界も変わるから。
力を入れ続けていた身体も心も緩んで楽になれる、つまり自分の内側での戦いを終わらせると、外側の世界でも戦う必要性を感じなくなるし、そういう場面に遭遇しなくなるよ。